現場とデータを照らし合わせ、店舗とECの架け橋に

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現場とデータを照らし合わせ、店舗とECの架け橋に

Eコマース
2024年中途入社

エーアンドエス全ブランドのオンラインサイトを運営しているWEB担当。部署の若手社員に、その仕事とやりがい、そして今後の可能性を聞いた。日頃から数字と向き合うオンラインの仕事だからこそ、大切にしているのは「実店舗でのリアルな接点」なのだとか。

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2024年中途入社

新卒では、店舗スタッフとしてアパレル企業で勤務。その後、業界内で転職して、オンラインサイトの運営担当に。2024年4月にエーアンドエスへ入社して、WEB担当を務める。

エーアンドエスに入社を決めた理由は?

社会貢献のスタンスに共感して、ジュエリーの世界に。

前職はアパレル企業で、店舗スタッフとして勤務していました。ただ、店長やエリアマネージャーになりたいというビジョンもなくて。2社目に転職した時に偶然、オンラインサイト運営のポストが空いていたので、挑戦してみようと思ったんです。

具体的な業務のイメージも知識もない中でのスタートでしたが、実際に働いてみたら店舗とはまた異なる魅力があって、新たなスキルや知識を得られるのが楽しくて。自分に合っているんだなと思いました。

エーアンドエスに興味を持ったのは、SDGsなど会社としての社会貢献の姿勢に共感したことがきっかけでした。それから転職を考えるうちに、お客様にとってかけがえのない存在になる、ジュエリーを届ける仕事に惹かれていったんです。

いまの仕事内容について教えてください。

エーアンドエスで扱っている、全ブランドのECサイトを運用しています。

私のメインの業務は、アガットやノジェス、ベルシオラ、ラムダのオンラインサイトの運営です。商品を撮影してからサイトにアップするまで、一連の流れに関わっているというイメージですね。

オンラインの売上を最大化できるように、WEB限定アイテムの企画や簡易的なWEBページの制作、店舗と連携した販促施策などにも携わります。販促やマーケティング、生産管理、DB、システムなど、さまざまな関係部署と連携しながら運営していて、実店舗と同じようにオンラインサイト自体がひとつの店舗というイメージ。

仕事のやりがいを教えてください。

実施した施策の結果が、数字として目にみえること。

たとえば、新作の見せ方をひとつ変えたら売上が伸びたり、商品ページへの遷移率が上がったり。仮説を立てて実施した施策に効果があったのか、目にみえる数字としてわかるのがおもしろいですね。

そういう意味では「オンラインの購入率を向上させていく」というのも目標であり、やりがいになっているかもしれません。エーアンドエスはまだまだ実店舗が主体の会社。そして、ジュエリーは価格やサイズがネックになって、オンラインでの購入に少し抵抗感がある方もいると思います。店舗と連携を取って、将来的には、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)など新しいテクノロジーの導入も検討しながら、ベストなオンラインサイトのあり方を探っていきたいです。

働くうえで大事にしていることはありますか?

オンラインに固執せずに、実店舗で何が起こっているのかを知ることです。

普段はデスクワークがメインですが、ポップアップショップや繁忙期のクリスマスなどは、ヘルプで店頭に立たせてもらっています。オンラインではお客様の年齢や性別などのデータを把握できますが、「その人が何に興味があって、どんな雰囲気なのか」といったソフトな情報を知ることはできません。適切なターゲットに向けたオンラインの施策を考えるためには、実店舗に足を運ぶことも大切なんです。

それとスピード感を持って仕事をすることは、いつも意識しています。関係部署が多いからこそ、自分のタスクは前倒しにして終わらせたい。仕事の優先順位をしっかりと決めて、10分以内に終わるタスクはその場で終わらせられるように心がけています。

ジュエリー業界のECには、どのような特徴がありますか?

トレンドだけに左右されない、売上の作り方が特徴的。

アパレル業界と比較して、大きな違いは商品の売れ方だと思います。前職では今季のトレンドを打ち出したり、セール施策を立てたりと、シーズンごとに売上の山がいくつかありました。

一方、ジュエリー業界は、お客様もトレンドを追い求めるというよりは、ブランドの定番品を好む傾向にあります。定番の型でしっかりと売上を作りながら、新商品をどのように打ち出していくのか。ターゲットをしっかりと見極めながら、WEBページやバナーで最適なカタチを模索しています。

また、撮影時に量よりも質が求められるのも特徴的。いかに撮影点数を増やすかよりも、一つひとつの写真のクオリティを上げていくことへの意識が強いです。たとえば、ジュエリーに埃や指紋が付いていないか、正しい着用方法ができているか、など気を配るポイントも多いですね。

あなたの考える、「エーアンドエスらしさ」とは?

担当外でも手を貸してくれる、余裕を持った社員が多いです。

職場はフランクに話しかけやすい雰囲気。思い返しても、周りの社員に質問して後回しにされたことは一度もありません。もちろん、それぞれ自分の業務があって忙しい中ですが、一度手を止めてしっかりと話を聞いてくれるんです。ほかにも私が撮影している時に、他部署の方が声をかけてくれ、撮影用の小道具を貸してくれたことも。縦割りじゃないのは、いいカルチャーだと思います。

あとは、残業がないこと。帰りにくい雰囲気は一切ないですね。フレックス制度を取り入れているので、ライフワークバランスを意識している社員が多いのかもしれません。

求職者の方に向けて、メッセージをお願いします。

やるべきことを見つけて、率先して新しいことに挑戦を。

WEB担当は与えられたことを淡々とこなすというよりは、自分でやるべきことを見つけて他部署を巻き込みながら能動的に動ける。そういった新しいことに挑戦するのが好きな人にはぴったりだと思います。

お気に入りのジュエリーを教えてください。

ラムダのリングとネックレス。

リングは入社後に初めて購入したものです。サンプルを見た瞬間から、ひと目惚れしていました。鎖のような見た目にロゴが付いているのが、ありそうでなかったデザインです。

ネックレスは、2つ目に購入したアイテム。パールに個体差があるので、手元に届くまで形がわからないんです。「同僚のパールは餃子みたいだけど、私のは恐竜っぽいなあ」なんて話してました(笑)。パールは取り外せるので、チャームを付け替えたり、コードだけで使ったりと用途が幅広いのも魅力ですね。

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